MENU

お正月のお寺の行事、大般若会って?|樹木葬辞典

樹木葬辞典 > 樹木葬の豆知識 > 用語説明・豆知識 > お正月のお寺の行事、大般若会って?

お正月のお寺の行事、大般若会って?

お正月になると、「大般若会」と書かれたのぼりが、さまざまなお寺の門にはためき出します。「のぼりを見かけたことはあるけれど、あれはどんな行事なの?」「お寺から大般若会のお知らせが来たけれど、行かなければいけないの?」と疑問に思っている人もいることでしょう。お寺の行事である大般若会について解説します。


大般若会は大般若経を読み幸せを祈願する法会のこと

大般若会は、「だいはんにゃえ」と読みます。「大般若」は「大般若経」を指していて、大般若会は「大般若経を読み上げる会」という意味です。お経を読んでご利益を得、五穀豊穣や無病息災など、幸せで平穏な生活を祈願します。大般若経は、正しくは「大般若波羅蜜多経」といい、「西遊記」で有名な玄奘三蔵が訳した経典であるといわれています。その量、なんと約500万字。600巻にまとめられた、仏教経典の中でも最も長いものです。もちろん、600巻を全て一日で読み上げることはできませんから、僧侶は「転読」という方法を使って一気に読み上げていきます。「転読」とは、経本をパラパラめくってお経の一部だけを読むことで、全体を読んだことにするものです。ちなみに、大般若経のエッセンスを短くまとめたものが「般若心経」で、これはご存じの方も多いでしょう。大般若会では、初めに般若心経を読み上げることもあります。

 

大般若会は、その年一年の幸福を願う意味でお正月に行うお寺が多い

大般若会を行う時期は、お正月に限ったものではありません。季節ごとに年4回行うというお寺もあれば、一般公開はせずに毎週行っているというお寺もあります。ただ、その年一年の幸福と平穏を願うという意味で、お正月に行うお寺が多い傾向があります。元旦は避け、1月3日、1月7日といった日にちで行われ、参加者にはお札が渡されるのが一般的です。

 

大般若会のみどころ

「お経が読まれるだけで、お祭りではないのか」と、つまらなく感じてしまう人もいるかもしれません。しかし、600巻もの経典が数人の僧侶によって大声で転読され、空中でバラバラと経本が広がるさまは迫力があります。お寺の行事のなかでは、最も華やかで動きのある行事ですから、「一度、お寺の行事に参加してみたい」と思っている人にはピッタリです。さらに、僧侶が大般若経の経本で参加者の肩や背中をポンポンと叩くお寺があります。これによって、身が清められ、無病息災が約束されるといわれているためです。前年の体調不良を今年に持ち込みたくないという人には、もってこいだといえるでしょう。

 

お寺への初詣として大般若会に行ってみては

神社へ初詣に行くことがあっても、お寺には初詣に行かない、という人も多いのではないでしょうか。初詣とは、元旦に神社へ行くことだけを指すものではありません。げんに、毎年300万人もの人が初詣に出かける成田山新勝寺は、れっきとしたお寺です。神様など、信仰の対象となるものに年頭のご挨拶をするのが初詣であるととらえれば、お正月に菩提寺へ出向くことは立派な初詣です。お寺のご本尊に新年のご挨拶をして、さらにお墓参りをすることで先祖へもご挨拶ができれば、最高の新年を迎えられそうですよね。喪中で神社への初詣に行けないという人も、大般若会に参加して、お正月の華やかな雰囲気を少しだけ味わってみてはいかがでしょうか。

 

大般若会のお布施は白封筒に「お布施」と書いて納める

お寺の行事と聞いて気になるのが、お布施ですよね。大般若会では、最後にお札が配られることが多いため、多くの人が受付にお布施を納めます。お札の料金が決まっているお寺もあれば、「檀家はいくら」とお布施の金額が一律で決められているお寺もあり、持参すべきお布施の金額はさまざまです。しかし、法要や葬儀などと違い、そう高いものではありません。1000円程度と考えておけば十分です。お布施の袋は、白い封筒を使う地域もあれば、新年のおめでたい行事ということで祝儀袋を使う地域もあります。無難なのは、白封筒のほうでしょう。不幸が生じたわけではないので、弔事用の封筒は使いません。表書きは「お布施」として、袱紗に包んで持って行きます。

 

まとめ

以上、大般若会の意味や行事の内容、みどころ、お布施などについて解説しました。「檀家なのだし、一度くらいは行かなければと気になっていた」という人は、けっこう多いものと推測されます。今年一年の幸福を願う場面は、神社での初詣に限りません。お寺の本尊に見守られながら大般若会に参加し、本堂にいるみんなとともに、その年の平穏を祈りましょう。

関連記事:お正月はお墓参りに行ってはいけない?お正月にお墓参りがタブーといわれた理由
関連記事:仏教徒でもクリスマスを祝ってよい?

▽当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。>>樹木葬辞典|樹木葬の総合情報サイト


あわせて読みたい

樹木葬墓地は生前購入した方がお得?お墓と相続税について

樹木葬や納骨堂など、お墓はその形態を問わず人とは切ってもきれない関係にあるものです。核家族化が進み夫婦単位で暮らす方々が増えている現代では、先祖代々のお墓に入らずに、新たにお墓を用意する傾向が高まっています。そうなると、お墓を用意するのは誰なのかによって、相続税の負担についても違いが生じます。ここでは、お墓と相続税の関係について詳しく紹介します。

宗旨宗派不問の意味とは?

霊園探しをしていると、「宗旨・宗派不問」という看板やチラシの文句に目が留まることがありませんか。この「宗旨・宗派不問」という言葉は、どのような意味なのでしょうか。意味を正確に取らなければ、トラブルになってしまう場合があります。詳しく解説しましょう。

霊園,樹木葬

樹木葬はお墓不足解消の手立て?都心の墓事情とその解決策

樹木葬という埋葬方法が、ここ数年、徐々に注目が集まっています。その理由の1つとして、お墓不足解消に繋がるという点が挙げられます。樹木葬の場合、墓石を使用せず狭いスペースでも多くの人を埋葬することができるため、特に都心での墓地の土地不足解消の助けになると言われています。そこで、今回は樹木葬が注目されている理由の中でもお墓不足解消に焦点を当て、お墓不足の現状となぜ樹木葬がお墓不足を解消できるのかなど、詳しく説明していきます。

檀家 門徒 信徒

檀家・信徒・門徒それぞれどんな意味で何が違う?

檀家とは、特定の宗派のお寺に所属し、そのお寺に対して経済的な援助を行う家のことを指します。しかし檀家とならんで「信徒」や「門徒」という言葉を耳にすることが多いことでしょう。ここでは檀家・信徒・門徒、それぞれどんな意味や違いがあるのか、紹介します。

永代供養と永代使用

永代供養とは?永代使用との違い

永代供養と永代使用。二つとも「永代」という言葉がついているので似たような印象を持つと思います。しかし、この二つの言葉の意味は全く違います。そして「永代」の意味にも意外なカラクリがあるので紹介します。

一覧に戻る

カテゴリ検索

東京・樹木葬ランキング

第1位

樹木葬・東京 | 風の丘樹木葬墓地(かぜのおかじゅもくそうぼち)

詳細を見る

第2位

樹木葬・東京 | 多摩境フォーシーズンメモリアル樹木葬(たまさかいふぉーしーずんめもりあるじゅもくそう)

詳細を見る

第3位

樹木葬・千葉 | 真光寺樹木葬(しんこうじじゅもくそう)

詳細を見る

第4位

樹木葬・東京 | 水元公園ともしびの郷樹木葬(みなもとこうえんともしびのさとじゅもくそう)

詳細を見る

第5位

樹木葬・東京 | 本行寺樹林墓地「そせい」(ほんぎょうじじゅりんぼりそせい)

詳細を見る

  • 東京の樹木葬
  • 関東の樹木葬

最新の樹木葬の豆知識

関連サイト

運営者情報

ページの先頭へ