合祀墓と個人墓はどう違う?それぞれの遺骨の納め方や価格について解説
お墓の募集情報などを見ていると、「合葬墓」「個人墓」「合祀墓」など、さまざまな用語が出てきて戸惑うこともあるかと思われます。とくに、個人墓と合葬墓とでは、遺骨の納め方や価格にハッキリした違いがあります。個人墓と合葬墓の違いについて解説しましょう。
お墓参り代行サービスとは?人気の理由と利用時の注意点|樹木葬辞典
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なかなか参拝に行けていないお墓はありませんか?父方、母方、また様々な事情で本家のお墓には入れなかった身内がいたりすると、3ヶ所以上のお墓参りになってしまい時間が取れなかったり、転勤で引っ越して遠方にお墓があったり、結婚して嫁ぎ先から実家のご先祖様に手を合わせられない、また体調を崩してしまいお墓まで簡単に行けないという人もいるのではないでしょうか。そこで、ご先祖様に家族の無事をお知らせしたいのにお墓参りに行けない……と悩んでいる人に「お墓参り代行サービス」を紹介します。
高齢者や遠方に住んでいる、仕事が忙しい、健康上の理由で外出が難しい人などの為にお墓参りを代行するサービスです。一昔前は町の便利屋(何でも屋)が行っている事が多かったですが、ここ数年、墓石を扱う石材店や石材店とお線香でお馴染みの日本香堂がコラボレーションしたり、清掃業者、さらにはNPO法人なども参入してきています。
お墓参り代行サービスは大まかに、墓地や墓石の清掃とお線香と献花がセットの場合が多いです。
一般的な作業内容は以下のようになります。
作業内容によってコース料金が設定されている所が多く、選びやすくなっています。簡単な墓石と敷地の掃除、献花と線香でおよそ7千~1万8千円。清掃、献花+墓石クリーニング(水垢やカビとり)は2~3万ほどかかるでしょう。しかし2坪以上の広いお墓の場合、追加料金がかかるかもしれませんので注意が必要です。
もし「お墓の状況だけでも知りたい」「お墓の状況を見てから掃除のお願いしたい」と言う場合は、サービスによってはお墓の状況確認をするだけのコースもあるので、利用してみるのも手です。お墓まで出向き、写真を撮影して報告してくれます。このコースの料金はおおよそ3,000~7,000円程度です。しかし、やはり各業者によって料金がバラバラになるので、作業内容と料金を見比べ、依頼するのが賢明でしょう。
主に3つの種類に分けられます。
作業内容は先ほど紹介した内容が一般的です。墓石の清掃や墓地内の草払い、献花、線香をあげるなど、自分達が普段行う墓参りと変わりません。
清掃や献花等も行っていますが、「この機会に墓石をクリーニングしようかな」と迷っているなら石材店に依頼するのがおすすめです。もしくは一度スタンダードな清掃等だけをお願いして墓石の状態をチェックしてもらい、次回清掃とクリーニングをお願いしてみるのもよいでしょう。
こちらはごく最近始まったサービスですが、お坊さんが清掃や献花など一般的なお墓参り代行を行い、お経をあげるというサービスを実施しているところがあります。また、お墓参りの様子を動画撮影を行い、YouTubeなどにアップロードすることや希望者に別途料金を支払ってもらいDVDまで作成してくれるサービスもあるそうです。現在はごく一部のお寺や墓地でしか行っていませんが、今後、こうしたサービスの需要が増えていくのではないでしょうか。
お墓参りは参拝だけでなく掃除までを行うことが一般的です。しかし高齢になると掃除をする体力があるとは限らず、車イスを使用する人はバリアフリー化されていない墓地は出入りしにくく、付き添いがいなければ大変危険です。そういった人は思いきって掃除だけでも誰かに委託してしまうと毎年のお墓参りの負担が減り、気持ち的にも楽になるのではないでしょうか。
お墓参りには、墓地までの往復の交通費と通うまでにかかる時間がネックという人も多いでしょう。墓地が遠方にあれば、限られた休日をお墓参りに1日をあてなければならず、もし新幹線や飛行機などの公共機関を利用する場合は、前もって座席の予約などしておかなくてはなりません。こういった手間を考えると、お墓参り代行サービスを利用する方が時間的な事はもちろん、費用の部分でも結果的にはお得な可能性も十分あると考えられます。年2回以上依頼をする場合は、定期清掃コースがあればお得になります。1度依頼して対応が良かった業者には、定期コースをお願いしておくと、お墓が荒れることなく管理することができるでしょう。
近年、核家族化・少子化・地方の過疎化などの背景から、お墓参り代行の需要が高まり、参入する業者が増えています。しかし残念ながら、サービスの悪い業者や悪質な業者も存在しています。
多くの業者は作業終了後に依頼主に状況報告や現地の写真を送付するなどを行います。しかし中には、草払いが適当だったり、後日自分達がお参りした際、墓石にシミやキズがついてしまっていたといったトラブルもあるようです。後々トラブルに発展しないためにも、報告時の写真撮影の箇所を指定したり、送付枚数を多めにしてもらう、また清掃する人員や時間(遅い時間だと掃除する際、汚れが分かりづらいので)を確認するとよいでしょう。
予約する際に作業内容を正確に教えてくれず、支払いの際に追加料金が発生してしまった例があります。またホームページなどに小さな字で「お花、線香代は別途必要」や「お供えは1000円以内」など表示している場合があります。後から追加費用を請求されないよう、追加費用の有無は事前にしっかりと確認しておきましょう。また、悪質な業者の場合は共通して電話対応が雑である事があります。メール対応可の業者であっても、あえて電話してみる事をおすすめします。
基本料金から交通費、オプション料金、墓地の広さによる追加料金など費用が二転三転する可能性があります。作業が行われる前にかならず見積もりを取り、最終金額を確認しましょう。
中には見ず知らずの人に敷地に入られたくない親族もいます。自分も後々該当のお墓に入る可能性がある場合は、親族の気分を害してしまわない様に、事前に連絡して確認をしておきましょう。
お墓参りを他人に任せるなんてご先祖様に申し訳無いと思う人もいるでしょう。しかし、時間的にも身体的にも余裕がなく放置され続けていると、お墓は荒れていく一途をたどってしまいます。他人に墓参りを任せる事よりも、放置されてしまう方が悲しいのではといった考え方もあるかと思います。お墓参り代行サービスを依頼してみようかな?と感じたならば、お彼岸である春・秋の2回、お盆、暮れ、命日の年5回お墓を行うべき機会のうち、1度だけ試してみてはいかがでしょうか。他人に依頼することを迷っていた以前の気持ちとは、また違った思いを感じるかもしれませんよ。
▽当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。>>樹木葬辞典|樹木葬の総合情報サイト
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実家が遠方で、なかなかお墓参りに行けないという人が増えています。地方では、誰も管理しない無縁墓が目立つようになり、例えば熊本県人吉市が2013年に調査を行ったところ、市内のなんと4割もの墓が無縁化しているという結果が出ました。そんななか、ネットでできる墓参りや、バーチャル霊園が注目を浴びています。PC上でできる供養について解説します。
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