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【終活】お墓について誰に相談したらいい?購入の注意点と共にご紹介

「そろそろ、お墓について考えなければ」と思い始めたら、誰に相談するのがベストかご存じでしょうか。相談場所にはいくつか候補があり、自分がどんな情報を必要としているかによって、相談すべきところが違います。購入の注意点とともに、お墓について誰に相談したらよいのかをご紹介しましょう。


お墓についてまず相談すべきは家族

まず、何はともあれ相談すべきは家族です。お墓に入るのは自分だとしても、お墓を実際に利用するのは、お墓参りをする立場である家族だからです。配偶者がいればなおさら、一緒に入るべきお墓の形について真っ先に相談しなければなりません。もしかしたら、「あなたと一緒のお墓には入りたくない」「自分は散骨がいい」と言われてしまうかもしれないのです。話をするタイミングをはかるのは難しいですが、しっかり本音で話し合いましょう。

 

お墓の業者へ相談する前に宗派・場所・後継者の有無を決める

お墓の業者に相談する前に、家族で話し合って決めておくべきことが3つあります。それは、宗派、お墓の場所、後継者の有無です。寺院が直接運営する霊園であれば、あらかじめ宗派が決められているところが少なくありません。マッチングのためにも、希望する宗派をあらかじめ決めておきましょう。夫婦の宗教が違う場合には、宗教フリーの墓地を探さなければなりません。また、お墓の場所は、遺される家族にとって最も重要なポイントです。家族がお墓参りしやすいエリアに絞って探すのが現実的でしょう。なお、お墓を後継する人がいるかどうかも、墓地購入の大事な注意点となります。家族が納得して「この先、みんなが入れるお墓を」と望むなら、後継者が必要なお墓を求めることができます。しかし、子どもがお墓を継げない事情があったり、子どもがいなかったりしたならば、後継者不要のお墓を求めなければなりません。

 

相談場所は寺院・霊園・墓石業者・行政の4つ

宗派・場所・後継者の有無を決めたなら、霊園などへ相談に行きます。相談場所の候補は、寺院、霊園、墓石業者、行政の4つです。事情によって、どこへ相談したらよいかが違うので、一つずつ説明しましょう。

 

決まった宗派があれば寺院に相談を

菩提寺があり、そこへ引き続き供養をお願いする場合には、直接菩提寺に相談しましょう。また、決まった宗派があり、菩提寺はとくにないという場合には、希望するエリアと宗派で候補を絞り、墓地契約者を募集している寺院を見つけて相談します。親族や周辺の知人に相談し、希望にかなう寺院を紹介してもらうのも一つの手です。お墓を求めるときには、墓地そのものを気に入るかどうかも重要ですが、寺院の住職との相性を見極めることも重要です。なぜなら、この先葬儀や法要といった供養の全てを、そのお寺にお任せすることになるからです。「このご住職のもとなら安心」と思える僧侶と巡り合えるよう、複数の寺院墓地を比較検討して選びましょう。

 

広告やネットで素敵な霊園を見つけたらダイレクトに相談を

広告やインターネットで霊園の写真を見かけ、「ぜひ、ここにしたい」という気持ちが湧き上がることもあるでしょう。そんなときは、宗派・エリア・後継者の有無について、それぞれ希望に沿いそうかをチェックし、すべてクリアしたら見学に出かけましょう。いざ見学に出かけると、写真とはイメージが違う、入口からお墓が遠い、トイレがないなど行ってみないとわからないことに気づいたりします。納得のいくお墓選びには、見学が必要不可欠です。

 

どんな霊園にしたらよいか迷うなら石材業者に相談を

決まった宗派がなく、どの霊園にしたらよいかが決められない場合には、石材業者に相談を持ちかけるのもいいでしょう。比較的大きな石材業者であれば、複数の霊園の指定業者になっているはずです。近くのエリアのさまざまな霊園を紹介してくれるでしょう。お墓選びについて悩んでいることについても、相談にのってくれます。

 

行政に相談すれば公営霊園の募集について情報がもらえる

とくに宗教フリーの霊園がよいと強く願う場合には、公営の霊園がおすすめです。公営の霊園は、すべて宗教自由だからです。行政に相談してみれば、どんな公営霊園があるか、募集時期はいつかについて情報をもらえます。公営の霊園は、民営の霊園に比べて価格が安いのも魅力です。ただし、すでに遺骨がないと応募できない公営霊園もあるため、注意が必要です。

 

まとめ

以上、お墓のことを誰に相談すべきなのかを紹介しました。自分の死後、ずっと残るお墓を求めるのですから、のちのちのことを考えて購入する必要があります。よく検討し、家族みんなが納得できるお墓を選びましょう。

 

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