墓友とは?お墓から生まれる生前交流の形
墓友という言葉がメディアに登場してから数年が過ぎました。新しい交流の形となる墓友について、その意味や背景、どのようなことをするのかを解説します。
最新の骨壺を紹介!紙の骨壺、木が育つ骨壺とは?|樹木葬辞典
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終活ブームが起こり始めて早や数年。葬儀業界では、「よりオリジナルな葬儀を」「故人らしい送り方を」という気運が高まり続けています。そんななか、アイデアが光るユニークな骨壺がたくさん姿を現すようになりました。紙の骨壺から木が育つ骨壺まで、最新の骨壺をご紹介します。
通常、骨壺の素材は陶器ですが、紙でできた骨壺が開発されています。ガラス製の骨壺もありますが、美しい彫刻や模様があしらわれたガラス製の骨壺は、自宅で遺骨を供養する手元供養などに使われます。一方で、紙製の骨壺は、主に自然に還すためのものと考えていいでしょう。遺骨を海に還す自然葬を選んだとき、紙製の骨壺であればいずれは自然に還るため、骨壺ごと海へ還すことができます。なお、通常のお墓であっても、遺骨を納めるカロート部分がコンクリートではなく土であれば、紙製の骨壺はいずれ自然に還ります。よって、骨壺ごとお墓に納めても、遺骨が土に還ることができるというわけです。「なぜ、遺骨を自然に還したいの?」と思う人もいるかもしれません。実は、陶器の骨壺は中に湿気がこもりやすく、数年のうちに遺骨が水に浸かってしまう可能性が高いのです。「暗いお墓の中で、水にまみれてしまうのは嫌」という人にとって、紙製の骨壺は悩みを払しょくできる格好の商品といえるでしょう。熱い遺骨を入れてしまうと持てないため、なるべく冷めた状態の遺骨を入れることになります。
参考文献:自然葬用骨壺 紙製骨壺
遺骨で木を育てることができたら、究極のエコにつながると思いませんか。スペインのデザイン会社が手掛けた骨壺「バイオス・アーン」は、細長い植木鉢の形をしています。骨壺の下部に遺骨、上部に肥料などを混ぜた土を入れ、土の部分に種をまくという仕組みです。肥えた土の上で種が芽生え、植物が育つにつれて根が遺骨へと伸びていきます。愛する人は亡くなってしまったけれど、木が命をつないでくれる。その姿を見守っていくことは、遺族を大いになぐさめるでしょう。
参考文献:「Bios Urm」
遺骨を自宅で供養する手元供養のための骨壺には、さまざまなタイプがあります。そのなかでも、花鉢と一体化したデザイン骨壺は、一見して骨壺とは思えないのに、圧倒的な存在感があります。花鉢のなかに活ける生花は、故人の好みや季節によってアレンジ可能です。水やりやお花の入れ替えの時間が、そのまま故人の供養になる、新発想の骨壺といえるでしょう。
参考文献:花骨
デザイナーが手掛ける骨壺のなかには、棺と骨壺のデザインを揃えて商品化しているものがあります。とくに、きらびやかな装飾を施した棺と骨壺が葬儀会場に揃えば、注目の的となることは間違いないでしょう。棺を主役に据えた葬儀を営みたい人や、手元供養として骨壺をずっと家に安置したい人におすすめです。
参考文献:日本コフィン「花筐」(棺)
参考文献:アサノ「花筐」(骨壺)
ゴルフボールや野球ボール、ラグビーボール、サッカーボール、バスケットボールといったボール型の骨壺があります。手元供養のためにボール型の骨壺を購入すれば、スポーツ好きだった故人ならではの供養にぴったりです。また、後日お別れ会を開くときなどにも、演出の一つに使うことができます。
参考文献:トモエ陶業
家にあったらちょっと驚いてしまうような、スカル(しゃれこうべ)の形をした骨壺があります。多くの日本人にとって、しゃれこうべは死を強くイメージさせてしまうものです。でも、スカルを神聖視し、幸福を与えてくれる対象とする地域の外国人には需要があるのだとか。九谷焼のスカルは、ため息が出てしまうような美しさです。
参考文献:Art×Inori
以上、最新の骨壺事情をお伝えしました。心ひかれる骨壺があったでしょうか。ユニークな骨壺は、生前に購入しておくのをおすすめします。亡くなってからでは、依頼した葬儀社がその骨壺を取り扱っていなかったり、取り寄せに時間がかかってしまったりと、アクシデントが生じる可能性が高いためです。「こんな骨壺で見送られたい」と思ったなら、早めに葬儀社へ相談するか、自分で購入しておきましょう。ユニークな骨壺のなかには、完全に自宅での供養用に作られていて、お墓の中には入らないサイズのものもあります。葬儀後、自分がどんな供養を望んでいるのかも考えながら、購入を検討するのが大事です。
関連記事: お墓の中はどうなっている?遺骨の収蔵方法
▽当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。>>樹木葬辞典|樹木葬の総合情報サイト
墓友という言葉がメディアに登場してから数年が過ぎました。新しい交流の形となる墓友について、その意味や背景、どのようなことをするのかを解説します。
「終活」とは、「人生の終わりをよりよく締めくくるための準備をし、より良く自分らしく生きていくための活動」のことを指します。この言葉は平成21年に『週刊朝日』で連載された「現代終活事情」により広く知られるようになり、当初は自分の葬儀や墓について生前に準備することのみをさしましたが、言葉が定着するにつれ、医療や介護についての要望、身辺整理、遺言、相続の準備なども含まれるようになりました。ここでは、そんな「終活」が具体的に何を考え準備していかなければならないのかなど、詳しく紹介します。
「終活」という言葉が誕生してから数年が経ちました。終活とは、葬儀やお墓、相続など、自分の死後について意思決定しておくための活動で、高齢化を迎えた現代では、徐々に一般化しつつあります。そんななか、「終活バスツアー」を企画する会社も現れました。ツアーでは何が行われるのか、代表的な内容について解説します。
定年を過ぎ、年金をもらう年齢になると「そろそろ、終活でも始めようか」と思うようになる人もいることでしょう。しかし、一口に終活といっても、その種類はさまざまであり、それぞれ相談すべき人も違います。誰に何を相談するのが適切か、詳しく解説します。
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