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お墓の中はどうなっている?遺骨の収蔵方法|樹木葬辞典
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お墓の中は、なかなか見る機会がありません。遺骨がどのように収蔵されているか、ご存じでしょうか。実は、その土地の風習やお墓の種類によって、さまざまな納骨方法があります。遺骨を収蔵する5つの方法を解説します。
お墓の納骨スペースは、「カロート」と呼ばれています。カロートは「先祖代々之墓」などと書かれた石の台座部分にあり、台座の前部分を外したり、引き上げたりすることで現れます。カロートは地上に出ているタイプと、地下に設置されているタイプとがあり、開き方や中の広さなどは、お墓の構造によってさまざまです。一般的には、台座部分が高く、そのためお墓全体の背が高いタイプであればカロートは地上に出ており、背の低いタイプはカロートが地下にある傾向があります。地上に出ているカロートのほうが開けやすく、地下にあるカロートの場合は、開けるのに石材店を呼ばなければならないケースもあるでしょう。
納骨時には、カロート部分に骨壺のまま遺骨を納めるのが一般的です。ただ、それでは骨壺を数個納めればいっぱいになってしまいます。お墓の中がいっぱいで骨壺が収まりきらない場合、1番古い骨壺から中の遺骨を取り出し、2番目に古い骨壺へまとめたり、カロートの下部分が土になっている場合には遺骨を土に還したりといった処置がとられます。カロートの下部分がコンクリートで土に帰らない場合には、墓地を管理する寺院に相談し、一番古い遺骨を供養塔に移動して、他の人の遺骨と一緒に供養してもらう例もあります。コンクリートのカロートは湿気が溜まりやすく、古い骨壺を開けると、遺骨の下に水が溜まっていたりすることも。大事な遺骨が水にまみれていたら、とてもガッカリしてしまうものです。どうにかしたいということで、最近のお墓のなかには、湿気が溜まりにくい工夫をしているものもみられます。
地域によっては、骨壺から遺骨を取り出して、遺骨の入った袋ごと、もしくは遺骨だけをカロートに納めているところもあります。この場合、カロートの下部は土になっていて、遺骨が次々に土に還っていくため、カロートの中が遺骨で溢れることがありません。ただし、後に「お墓の引っ越しをしたい」と思ったとき、遺骨を残らず拾い上げるのが困難になる可能性があります。お墓の引っ越し、つまり「改葬」を行いたい場合には、ある程度の遺骨を拾ったら、あとは周辺の土を骨壺に入れて移動させることになります。
出典:風の丘樹木葬墓地
墓石ではなく、樹木を墓標とする樹木葬は、もともと環境保護の精神が根付いている供養法です。山を切り崩して石材やコンクリートで埋めつくしてしまうのではなく、代わりに樹木を植えることでエコを実践したいという思いが込められています。よって、樹木葬の多くはカロートを作らず、土の中へじかに遺骨を納め、土に還します。ただし、全ての樹木葬がカロートを設けないとはいえません。庭園風に整備された樹木葬墓地や、寺院墓地の中に設けた樹木葬のスペースなどには、カロートが作られていることがあります。「自然に還りたい」と願って樹木葬を選ぶのであれば、カロートのあるタイプは避けましょう。
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屋内に小さな納骨スペースをたくさん設ける納骨堂では、遺骨は骨壺のままロッカーや小型仏壇内などに保管されます。比較的新しい納骨堂であれば、温度や湿度がきちんと管理されているため、骨壺内に水が溜まってしまうようなことはありません。骨壺のままなので、改葬したいときには簡単に遺骨を移動できます。しかし、遺族などが年間の使用料金を支払う契約形態ではなく、あらかじめ契約期間を決めて全料金を前払いするタイプの場合には、契約期間を過ぎれば他の人の遺骨と一緒に合祀墓などへ供養されることが多いでしょう。ただし、契約期間終了時に遺族からの申し出があれば、骨壺を返還する納骨堂がほとんどです。
寺院墓地の奥などにある供養塔や合祀墓、合葬墓などへ納骨されるときには、骨壺から遺骨を取り出して納骨されます。先に埋葬されている他の人たちの遺骨と混ざり合うことになるため、いったん納骨したあとで「やっぱり遺骨を戻してもらおう」と思っても、それはできません。合葬墓や合祀墓への納骨は価格がかなりリーズナブルですし、納骨後のお墓参りやメンテナンスが基本的に必要ないので魅力的と感じる人もいますが、遺骨を後で動かそうと思っても動かせなくなってしまう埋葬法であることは、理解しておきましょう。
以上、遺骨の収蔵方法についてお伝えしました。ひと口に納骨といっても、さまざまな方法があることをお分かりいただけたかと思います。お墓を購入するときには、納骨がどのようなスタイルになるかも含めて、希望通りになるように選ぶことが肝心です。
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