樹木葬の購入は65歳ごろから考え始めよう
樹木葬は近年話題のお墓のかたちであり、特に樹木葬は一代限りの永代供養であることが多い為、生前に購入される人が目立っています。ご本人や子孫たちのライフステージにもよりますが、65歳位までにはお墓を準備してもよいかもしれません。

「お墓を準備するのは自分の死が近づいてからでいい」ひと昔前まではそう考えていた人が多かったかもしれませんが、現代では、生きている間に入るお墓(樹木葬)を準備しておくことが当たり前となっています。当サイトとしても、お墓の準備は自分の死が近づいてきたとき、あるいは誰かが亡くなってから準備するのでは遅いと考えます。今回は、樹木葬を生前購入するメリットについて紹介します。
樹木葬を誰かが亡くなってから購入するのは大変
日本人の平均寿命はここ50年ほどで驚異的に延びており、男性で80.79歳、女性で87.05歳となっています。参考文献:平成27年簡易生命表の概況 | 厚生労働省
親世代が長寿なため、子ども世代が親を介護する期間と負担が昔より長期化してきています。家族は長い介護の末、親を看取り、葬式の後は仏壇等の購入や相続、遺品や不動産の整理等やることが目白押しです。また、それらは限られた期間内にやらなければならない手続きです。そんな多忙な中、お墓まで遺族に新たに探して購入してもらうのは体力的にも精神的にも大変なことなのです。そのため、誰か亡くなった後から準備を始めることはおすすめできないのです。
樹木葬探しは65歳を過ぎたあたりから考えよう
ただ、親の介護を行っている間に自分のお墓の準備まで行うとなると、それはそれで大変になってしまうかもしれません。さいたま市が行った「さいたま市墓地に関する市民意識調査報告書-平成27年3月-」アンケートによると、いずれお墓を購入するつもりである人のうち、ほとんどの人が「20年以内に購入」できればいいと漠然と考えていることが伺えます。これらをふまえると、親の介護などがひと段落する65歳ごろから、真剣にお墓探しを始める良いタイミングかもしれません。
樹木葬を生前購入するのは縁起がよい
とはいえ、生きているうちに自分の死後の話をするのは縁起が悪いのではと感じたり、お墓や樹木葬を購入してもいいのか不安に思う方もいるかもしれません。しかし、生前にお墓を買うことは、「寿陵(じゅりょう)」といって長寿を招くなど縁起がよいものとされています。また、お墓や仏壇といった祭祀財産は相続税の課税対象から除外されるので、生きているうちに購入しておいたほうが節税にもなるのです。
樹木葬は生前購入の人がほとんど
樹木葬は1990年代に初めて登場した新しいスタイルの埋葬形式です。そのため、自分の代で自分の希望を通して新規に購入される方がほとんどでしょう。また、樹木葬は承継者がいらない永代供養であることがほとんどです。家族などに遺骨の管理を任せなくとも、永代にわたりお寺や霊園が供養を行ってくれます。
樹木葬を生前購入するための流れ
樹木葬のタイプはどれがよいか決める
樹木葬とひとくちにいっても、都心から遠く離れた里山型、都心近郊にある公園型・ガーデニング型など様々なスタイルがあります。それぞれのタイプによって金額も埋葬の仕方も少しずつ異なってきますので、どのような樹木葬がよいのか考えましょう。
樹木葬の資料を取り寄せ見学にいく
希望に叶う樹木葬を探し、資料を集めます。気に入った樹木葬墓地を見つけたら実際に必ず見学します。その際、可能なら後々墓参りをしてくれそうな子孫たちにも同行してもらうのがベストです。お墓とは「遺骨を埋葬する場」であるだけでなく、「残された遺族の癒しや祈りの場」でもあります。この段階で後々墓参りをしてくれそうな家族(子孫)がいる方は、樹木葬に入るつもりであること、後々の金銭的な負担はかからない反面、将来子孫に引き継ぐお墓は用意しないという旨を家族(子孫)と相談しておきましょう。
樹木葬を契約し代金を支払う
気に入った樹木葬が見つかったら、墓地の運営者に契約を申し出ます。仮契約の際は予約金が必要となることもあるので、確認しておきましょう。本契約を交わす際は認め印や住民票などが必要なこともあるので、併せて確認が必要です。費用はほとんどが前払いになりますが、墓地によっては分割やローンなどでも対応できるようです。
樹木葬の購入は65歳ごろから考え始めよう:まとめ
年齢的にも、体力的にも判断能力がしっかりしている65歳位までにはご自分の樹木葬を購入しておくことがおすすめです。生きているうちに、自分が死後入るお墓を決めておくことで、不安や悩みを抱えずに余生を過ごせるかもしれません。
関連項目:樹木葬を東京エリアで探す
当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。>>樹木葬辞典|樹木葬・自然葬・永代供養墓を解説
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