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永代供養とは|供養期間や費用はどれくらい?永代使用との違いとは|樹木葬辞典

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永代供養とは|供養期間や費用はどれくらい?永代使用との違いとは

永代供養とは、お墓参りや供養をする身内(縁故者)がいなくなり、無縁仏となってしまうことを避けるために、寺院などの管理機関が責任を持って永代にわたって供養することを指します。しかし最近では、将来、身内(子どもなど)に墓守りの心配や負担をかけたくないという理由から、生前に永代供養の申し込みをする方も少なくありません。永代供養の費用や期間について詳しく見ていきましょう。

永代供養墓


永代供養とは無縁仏となってしまうことを避ける供養形態

永代供養とは、前述したようにお墓参りや供養をする身内(縁故者)がいなくなり、無縁仏となってしまうことを避けるために、寺院などが責任を持って永代にわたって遺骨を管理し、供養することを指します。永代供養のお墓は基本的に檀家制度なども設けられていないため、後継ぎ不要、一代限りの個人ためのお墓となっています。ただ、一般的な「永代供養」は、遺骨を骨壺に入れたまま永久的に供養をしてくれるという意味ではなく、その施設があらかじめ定めた一定期間は供養をし、故人が成仏したと思われる期間が過ぎた後は、「合祀(ごうし)」と言って、他の方の遺骨と一緒にまとめて土に返し、まとめて供養を行っていく方法がとられます。

 

永代供養の一般的な供養期間

永代供養の仕方は、お寺の宗派、管理してくれる施設や宗派によってさまざまです。供養の回数や法儀も異なり、毎日回向(えこう)するところ、毎月法要するところ、また年2回のお彼岸とお盆に合同法要を行うところなど、さまざまです。樹木葬や納骨堂の安置期間は3年から最大50年というところが一般的で、遺骨の安置期間の間は、3回忌・17回忌・33回忌・50回忌などの法要も執り行ってくれます。ただし回忌法要を行う場合は、一般的には法要を行うお寺や施設に対してお布施を別途支払う必要があります。寺や施設によって決められた遺骨の安置期間が過ぎれば、遺骨は合祀に移されます。しかしどうしても合祀されたくなければ、お墓の「永代使用権」を取得する方法もあります。永代使用権とは永代という通り期限がなく、年間の管理費の支払いがあるうちは永久にその墓地を使用して良いという権利になります。ただし、身内や縁故者全員が亡くなり年間管理費の支払いが3年~5年以上滞った場合、使用権がはく奪される処置がとられることもあります。ちなみに、なぜ合祀にしなければならないのかというと、単純に土地が足りなくなってしまうからです。毎年必ず死者が出るなか、全ての人の遺骨を骨壺に入れて安置しておくと、日本中が遺骨で溢れかえってしまいます。そのため、合祀の際は骨壺から遺骨を取り出し、まとめて保管するのです。

 

永代供養墓の種類

  • 一定の期間は個別に遺骨を安置するタイプ
  • 合祀墓に埋葬してしまうタイプ

永代供養墓の種類には大きくわけて2種類あると考えます。一つが、樹木葬や納骨堂、あるいはこれまでのお墓と変わらないような墓石を建立させるお墓です。これらのお墓は上述したように遺骨の安置期間の間は従来のお墓のように、墓標となるもののしたに骨壺を収骨し、お墓参りの際などは遺骨の前で手を合わせたり、法要を行えるものです。一般的に永代供養のお墓は家族に受け継いでいくものではないので、墓石を設けないタイプの樹木葬や納骨堂といった安価な種類が選ばれる傾向にあります。そしてもう一つは、合祀してしまうタイプです。合祀をする遺骨は原則として骨壺から取り出して他の遺骨と一緒にしてしまうので、特定の遺骨だけを取り出すことはできません。そのため、合祀する遺骨はすでに成仏されたと判断されていることが多いため、回忌法要などはおこないません。個別で遺骨を安置しないので、最初から合祀の永代供養墓を選ぶ場合は、費用が10万円前後ほどしかかからないこともあり、より安価です。

 

永代供養墓のメリット・デメリット

永代供養墓のメリット

  • 遺骨をお寺が永代にわたって供養と管理をしてくれる
  • 遺骨を安置する期間を設けることで、墓地使用料が割安
  • 永代供養のお墓は檀家制度を設けていないことが多い
  • 過去の宗旨宗派は問われず、宗旨宗派にこだわる必要もあまりない

永代供養のお墓は、家族などに受け継ぐことはできませんが、そのため墓地使用料が安く設定されていることが最大の特長です。またほとんどの場合、お寺のなかの墓地であっても檀家制度などを強要されることもありません。つまり、墓地使用料以外に寄付金やお布施を支払うことがありません(回忌法要を行う場合は、お布施を支払います)。

永代供養墓のデメリット

  • 最初から合祀墓に入れてしまえば、もう遺骨を取り出すことはできない
  • 屋内施設(納骨堂など)に遺骨を安置する場合はお線香をあげることができない
  • 永代使用権を取得しなければ、いつかは合祀墓に入れられる

永代供養墓は、従来のお墓の概念を覆すような供養形態です。そのため、これまで決まったお寺の檀家としてお墓を管理してきた親族からすると、永代供養墓は故人の供養になっていないのではないかと不安になってしまう方もいるようです。また、やはり、遺骨を安置する期間が過ぎてしまえばほとんどの遺骨は他の人の遺骨といっしょくたにされてしまうので、デメリットだと感じる人も多いでしょう。

 

永代供養墓が普及した理由

従来のお墓は、お寺が管理する墓地の永代使用権を買い、先祖代々同一族が守り受け継いでいくものでした。代々受け継いでいかれれば永久にお墓は手入れをされ、法要が行われました。しかし、近年の核家族化に伴い家制度は崩壊。引き継がれるべきお墓は放置され、無縁墓が増加してしまったのです。また、今の出生率を踏まえると、お墓はもちろん家を告げる直系の男子は一家に一人満たないと推測されています。少子化の現状も踏まえると、将来お墓が無縁になる可能性は誰にでもあるのです。このような背景もあり、「いつか誰にもお参りされない無縁墓になるのならば、一定の期間が過ぎたあとはお墓はいらない」と思う人が増え、永代供養のお墓が爆発的に増加したのだと考えられます。

 

永代供養墓は近年増加した供養ではあり、賛否両論です。ただ、一方で増え続ける無縁墓にストップをかけるためには、永代供養墓のような形態のお墓はなくてはならない存在ではないでしょうか。

 

当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。>>樹木葬辞典|樹木葬・自然葬・永代供養墓を解説


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