寺院墓地と民営墓地はどう違う?それぞれのメリット、デメリットとは
寺院墓地と民営墓地の違いをご存じでしょうか。「寺院墓地はお寺が経営していて、民営墓地は民間業者がやっている?」と思いがちですが、民営墓地の広告をよく見てみると、「経営主体 ●●寺」などと書かれている例がよく見受けられます。寺院墓地と民営墓地の違いや、それぞれのメリット、デメリットを解説します。
ネット墓参り、バーチャル霊園とは?|樹木葬辞典
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実家が遠方で、なかなかお墓参りに行けないという人が増えています。地方では、誰も管理しない無縁墓が目立つようになり、例えば熊本県人吉市が2013年に調査を行ったところ、市内のなんと4割もの墓が無縁化しているという結果が出ました。そんななか、ネットでできる墓参りや、バーチャル霊園が注目を浴びています。PC上でできる供養について解説します。
ネット墓参りとは、実際にあるお墓に、インターネット環境を使ってお墓参りをすることです。とくにライブカメラがついている霊園であれば、リアルタイムのお墓の状況を確認しながら、お墓参りをすることができます。台風などの災害があったとき、すぐにお墓の状況を確認するためにも便利です。具体的には、霊園のホームページなどからネット墓参りの専用ページにログインし、パスワードを打ち込むと、お墓の画像または映像が画面上に現れるため、「お花を添える」「お水をかける」といったボタンをクリックするなどしてお墓参りを行います。ログインナンバーやパスワードがわかればお墓参りができるため、親族や友人と共有すれば、いつでもお墓参りをしてもらうことが可能です。
ネット墓参りのメリットは、安心感にあります。お墓参りができない人は、決して怠けているわけではありませんよね。実家から離れて暮らしている、転勤が多いなど、やむにやまれぬ事情でお墓参りができず、「本当は行きたい」と心を痛めている人は多いでしょう。インターネットでお墓参りができれば、離れていても、きちんと供養しているという感覚をつかむことができます。本物のお墓と同じように心を込めて手を合わせ、節目には先祖に何らかの報告をすれば、気持ちはリアルなお墓参りとなんら変わりありません。ネット墓参りは、亡き人を慕う純粋な気持ちをサポートしてくれる、現代ならではの供養法なのです。
バーチャル霊園とは、インターネット上にできた仮想の墓地空間です。よって、遺骨そのものはどこかへ納骨しなければなりません。他人の遺骨と一緒に供養される合葬墓を選んだときや、散骨を選んだときなどには、このバーチャル霊園があると心のよりどころになります。バーチャル霊園には、故人の写真などをアップロードすることができ、「線香を上げる」「水を替える」といったボタンをクリックすることでお墓参りができます。また、立ち寄った際には、メッセージを残せる機能があるものが多いでしょう。人間だけではなくペット用のバーチャル霊園も存在しています。また、お墓のたてられない水子供養に役立てる人もいるようです。
バーチャル霊園は、経済的な理由からお墓を建てることができない人や、水子供養など個別にお墓を建てられない存在を丁寧に弔いたい人の味方です。また、愛する故人だけのメモリアルスペースを作りたいと考える人にもぴったり。想い出の写真や映像をアップロードして掲示板を設け、フリーでお墓参りができるようにしておけば、葬儀に出席できなかった人たちからもメッセージを受け取ることが可能です。このように、さまざまな使い方が考えられるのが、バーチャル霊園の特徴といえるでしょう。
ネット墓参りは、インターネット経由で自分がお墓参りをする方法です。対して、リアルなお墓参りを第三者にネット注文できるのが、お墓参りの代行サービスです。石材業者を中心に、全国で広まりつつあります。お墓参り代行サービスでは、お線香を上げたりお供え物をしたりする以外に、お墓まわりの草抜きや墓石磨きを行い、写真を撮ってメールで送ってくれます。技術のあるところであれば、墓石の補修などもできます。「バーチャルではなく、実際にお墓の様子を見たい」と思っているなら、利用を考えてみてはいかがでしょうか。
以上、ネット墓参り、バーチャル霊園をご紹介し、最後にお墓参り代行サービスについてお伝えしました。家族が全国に散らばっている、海外に転勤になった、という話が珍しくなくなった今、お墓参りを遠隔で行うことは、現代人のライフスタイルに沿っているといえるのではないでしょうか。ネット墓参りも、バーチャル霊園も、サンプルを試せるサイトがほとんどです。まずはホームページを覗いてみて、実際に体験してみることをおすすめします。
▽当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。>>樹木葬辞典|樹木葬の総合情報サイト
寺院墓地と民営墓地の違いをご存じでしょうか。「寺院墓地はお寺が経営していて、民営墓地は民間業者がやっている?」と思いがちですが、民営墓地の広告をよく見てみると、「経営主体 ●●寺」などと書かれている例がよく見受けられます。寺院墓地と民営墓地の違いや、それぞれのメリット、デメリットを解説します。
合祀墓(ごうしばか)とは、一つの場所に複数の人の遺骨を一緒にして供養を行うお墓を指します。合葬墓(がっそうぼ)、合同墓などといった呼ばれ方をされることもあります。
仏式で葬儀をすると、戒名をもらうのは当たり前のこととされています。しかし、最近では死後の名前など必要ない、「戒名はいらない」と言う人も増えてきているようです。その主な原因は、高すぎるお布施にあるとされます。戒名は本当にいらないのか、「戒名」のそもそもの意味から考えてみましょう。
葬儀ができる場所といえば、葬儀社が運営している専用の式場を思い浮かべる人が大半でしょう。実は、葬儀場にはさまざまな種類があります。葬儀場の5つの種類について解説します。
お墓に入ろうか、はたまた散骨にしようかと迷っている人には、分骨をおすすめします。分骨をすることで、さまざまな人の願いを叶えることができるためです。本当に満足できる供養のため、分骨のアイディアをご紹介しましょう。
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