お釈迦様の命日、涅槃会では何が行われるか
2月15日には、全国各地のお寺で涅槃会が行われます。涅槃図を掲げ、甘酒やお団子が振る舞われることもあるこの涅槃会は、どのような行事なのでしょうか。お寺の年中行事の一つである涅槃会について解説します。
香典とは?書き方や相場、キリスト教の場合など覚えておきたいマナー|樹木葬辞典
樹木葬辞典 > 樹木葬の豆知識 > マナー・慣習 > 香典とは?書き方や相場、キリスト教の場合など覚えておきたいマナー
訃報は心の準備なく、まさに突然やってくるもの。悲嘆に暮れてしまいますが、気持ちを整理し、急いで用意すべきことがいくつかあります。その一つが香典の用意です。香典は故人の宗教によって選ぶものが違うなど、マナーに細心の注意を払う必要があります。いざという時のために、香典について学んでおきましょう。今回は、今さら聞けない香典の書き方・マナーについてご紹介します。
香典とは、故人の霊前に線香・抹香や花の代わりに供える金品のことです。通常、現金を不祝儀用袋(いわゆる香典袋)に包み、通夜または葬式のいずれかに持参します。香典は葬式などの手配で急な出費が増える遺族への助け合いという意味合いが込められています。しかし、近年では香典返しなどの手間やお金が負担になるとして、香典を辞退する葬式が増えています。
香典の不祝儀用袋は故人の宗教に合わせた表書きを選ぶ必要があります。下記を参考にしてください。
故人の葬式が仏式の場合、不祝儀袋の表書きとして「御霊前」「御佛前」「御香典」「御香料」「御布施」のいずれかを選びましょう。蓮の花の絵が印刷された不祝儀袋は仏式用です。
故人の葬式が神式の場合、「御神前」「御玉串料」「御榊料」のいずれかを選びましょう。
故人の葬式がキリスト教式の場合、「御霊前」「御花料」のいずれかを選びましょう。ユリの花、十字架の絵が印刷された不祝儀袋はキリスト教式用です。
相手の宗教が分からないときは「御霊前」の表書きを選びましょう。ただし、蓮の花の絵がついているものは仏式にしか使えないのでご注意ください。
市販で売られている不祝儀袋には中袋があり、その中袋にお札を入れます。お札は人物の顔が描かれている面を下にして入れましょう。かつて、香典に新札を入れると生前から用意していたかのようで不謹慎とされていましたが、最近では新札でも問題ないとされています。しかし、昔から作法を重んじる年配の方もいらっしゃいますので、一度、折り目をつけてから入れると良いでしょう。ただし、汚れたお札やシワだらけのお札は失礼にあたるので注意が必要です。
中袋の表面に金額を記入し、裏の左サイドに住所と名前を記入します。金額の書き方は、「一」を「壱」、「二」を「弐」、「三」を「参」と難しい大字を使うのが慣例とされています。
地域によっては中袋がない不祝儀袋が販売されており、その時は不祝儀袋の後ろの下段に住所と金額を記入しましょう。
故人とのおつきあいの深さによって、香典として持参する金額が異なります。
祖父母:5千~1万円
おじやおば:1~3万円
兄弟姉妹:3~5万円
親:3~10万円
※あくまで一般的な相場であり、実際は年齢や経済力によって上下することもあります
友人や知人:5千~1万円
会社関係者:5千~1万円
友人や知人、会社関係者の家族:3千~1万円
※あくまで一般的な相場です。社会的地位が高い方は応じた額を包むと良いでしょう
4や9のつく数字は「死」や「苦」をイメージさせる金額とされており、金額として相応しくありません。ご注意ください。
香典にシワや汚れがつかないように、ふくさに包んで香典を持って行きましょう。もし、ふくさがなければ風呂敷でも大丈夫です。包み方は以下を参考にしてください。
通常では、受付で記帳した後に受付の人に香典を渡します。渡す際の流れは以下を参考にしてください。
(その時の香典の向きは自分に対して正面です)
遺族に対する気遣いやマナーには細心の注意を払うことが大切です。香典において、今回の記事を参考にしっかり配慮した対応を心がけましょう。最後に今回の記事をまとめておきます。
▽当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。>>樹木葬辞典|樹木葬の総合情報サイト
2月15日には、全国各地のお寺で涅槃会が行われます。涅槃図を掲げ、甘酒やお団子が振る舞われることもあるこの涅槃会は、どのような行事なのでしょうか。お寺の年中行事の一つである涅槃会について解説します。
仏壇を購入するべきか、迷っている人も多いのではないでしょうか。現代の住宅環境や昨今の仏教への関心の薄れをみると、仏壇はいらないのでは?と考える人も少なくないようです。ここでは仏壇を購入しようか迷っている人に向けて、仏壇の必要性や購入の判断基準について紹介します。
知っているようで知らない「忌中(きちゅう)」と「喪中(もちゅう)」の違い。どちらとも、「身内の死に際して身を慎むこと」なのですが、なぜ慎むかという理由が違います。しかし、違いはそれだけではありません。今回の記事では忌中と喪中の違いについて、歴史や観念を踏まえながら紹介します。
散骨を希望する人は年々増えているといわれています。一般社団法人日本海洋散骨協会が、全国の終活カウンセラーを介して行ったアンケートでは、年代に関わらず約1割が「散骨を希望する」と回答する結果となりました。いつ、大事な家族から「自分は散骨をしてもらいたいと考えている」といわれるかわかりません。遺される人が散骨で後悔しないためのポイントは、「場所」「マナー」「供養」の3つです。ここではそのポイントについて詳しく説明していきます。
8月に入り、一般的にお盆と言われる時期が近づくと、ス―パーやデパートなどでもお盆飾り用の商品が陳列され始めますね。お盆の準備は、地域や家庭、宗派によって少しずつ風習が異なります。ここでは一般的に言われているお盆の準備について紹介します。
第1位
第2位
第3位
第4位
第5位