樹木葬のお墓はどう選ぶ?6つのポイントを徹底解説
樹木葬と呼ばれる、墓石ではなく樹木を墓標とする新しい埋葬形態が注目を集めています。自然回帰のイメージと、基本的に宗教不問で継承者を必要としないことから、現代のニーズに合った墓の形として人気が高まってきたようです。樹木葬はどんな視点で選べばよいか、そのポイントを伝えていきます。

樹木葬墓地を選ぶポイント1:自分の理想のイメージとぴったり合っているか
樹木葬と一口にいっても、様々なタイプがあります。思い描いている理想のお墓のイメージを、まずははっきりさせましょう。例えば、「墓石のお墓よりも安いから、樹木葬が良い」と思っていたとしたら、他の弔い方についてもよく価格を調べる必要があります。なぜなら、墓石のお墓でもはじめから他の人の遺骨と合同で埋葬される合祀墓など、費用をかなり抑えられるものもあるためです。他にも、業者に委託したうえで合同散骨となる委託合同散骨など、価格を抑えた弔い方はいろいろと考えられます。このように、遺骨の弔い方を考えるうえで自分が何を一番大事にしているかを明確にすれば、納得のお墓探しへの近道となるでしょう。
樹木葬墓地を選ぶポイント2:里山型か公園型か、ガーデニング型か

樹木葬には大別して以下3つのタイプがあります。
里山型は、その多くが一見して墓地であるとはわからない野山です。管理者に「自然を守りたい」という意思がとくに強いと、記念樹を植えるだけで、どこに誰が眠っているかの目印となるプレートを埋めることができないところもあります。とくに自然志向が強い人に向いているといえるでしょう。一方、公園型は、墓地として造成されている郊外の広い霊園に眠るもので、多くは刻銘されたプレートを目印にお参りします。ガーデニング型は都心部に多いこじんまりとした樹木葬霊園で、アクセスがいいぶん若干値段が高めです。どれにするのが理想的か、まずは漠然とでも決めておきましょう。
樹木葬墓地を選ぶポイント3:継承者不要の墓か、継承させたいか
樹木葬はほとんどが継承者不要の永代供養墓ですが、継承できるものもあります。素敵な樹木葬霊園を見つけたら、継承者が必要なのか不要なのかをチェックしましょう。また、自分の希望ばかりではなく、継承するか否かについては子どもたちに尋ねることも必要です。どちらとも決めかねるときには「基本的には継承者の必要がないが、継承することもできる」という柔軟な対応をしてくれる霊園もあります。
樹木葬墓地を選ぶポイント4:宗教不問か、希望の宗教があるか
樹木葬霊園は宗教・宗派が問われないところが多いですが、寺院墓地の一画に樹木葬墓地が作られているような場所では、檀家もしくはその寺の信徒や門徒になることを条件にされる場合があります。そのため、寺院墓地では宗教フリーを望む人は遠慮したほうが良いでしょう。ただし、「樹木葬の場合に限り、宗教不問とする」「檀家にはできればなってもらいたいが、状況による」という柔軟な考えの住職もいます。気になる樹木葬墓地を持っている寺院があったら、直接いろいろと質問してみるのが良いでしょう。
樹木葬墓地を選ぶポイント5:どんな木を植えられるか
樹木葬といえば、「自分の好きな木を墓標として植えることができる」というイメージがある人もいることでしょう。しかし実際には、数種類の中から選んだり、すでに植えてある木を墓標にしたりと、樹木の選択が全くの自由ではない樹木葬墓地が多いものです。造園のことを考えたときに見栄えが良い、その土地に合った樹木であるといった要素も大事にしなければならないからです。特に、土地に合わない樹木を植えて枯れさせてしまったら大変です。樹木葬霊園を選ぶ際には、どんな木を植えることができるか、もしくはすでに植えられている木は自分の好みに合うかどうかを調べてみましょう。
樹木葬墓地を選ぶポイント6:埋葬は個別か、合同か
樹木葬は、1人につき1つずつ墓地を設け、1本の木を植えるタイプもあれば、1本の大樹の周りに何十かの遺骨を埋葬するタイプもあります。樹木葬といえどもお墓の形を大事にしたいと思う人は、個別の樹木葬を選ぶ必要があります。一方、みんなで寄り添って眠る方が寂しくない、またはより安価な方が良いと考える人は、大樹の周りに大勢で眠るタイプがいいでしょう。合同といっても、どこに誰が眠っているのかプレートで示されることが多いため、お墓参りに来る人が迷う心配はありません。どちらが良いかは、実際に見学して確かめてから決めたほうがいいでしょう。
ここまで樹木葬墓地をどのような観点で選べばいいか、そのポイント6つを紹介しました。樹木葬墓地を検討する際には上記のポイントを踏まえ、どんな墓地の形態が良いかの希望をある程度固め、実際に墓地の様子や環境を見て決めていくのが良いでしょう。また、当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。樹木葬辞典|樹木葬・自然葬・永代供養墓を解説
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