樹木葬・東京エリア

宗教・宗派だけでなく、国籍も不問と謳っている霊園は多くはありません。個人墓の中には、モダンなヨーロッパ式のお墓も見られます。霊園自体が、多摩丘陵にあり全体的に大変陽当たりが良く、見晴らしも良いのが特長です。横浜のみなとみらい方面のパノラマビューが楽しめます。こちらにある樹木葬は、桜の木を墓標とします。NPO団体の会員となり、会費を納めることが利用条件です。桜の花が咲く頃に、会員が集まって、合同祭祀（桜葬メモリアル）を行っているようです。

園内の地下に流れる地下水を利用して水路が設けられ、太陽と木と水という自然を感じることのできる墓地になっています。樹木葬墓地には上記以外にも、ペットと共には入れる区画などもあるそうです

都内では珍しい里山タイプの樹木葬墓地。「土に戻っていく」事をコンセプトに作られた墓地だそうで、人工物をなるべく少なくし、多摩の山の木を伐採して、そこを樹木墓地にしています。里山再生型とここでは呼ばれており、骨壷にも多摩地区の間伐材を使用した木製の骨壷を使用し、墓地内の小道には木製のチップを敷き詰めて、自然に寄り添った環境づくりが感じられます桜はもちろん、季節の花々に触れながら参拝することができます。

花暦：1人50万円、2人65万円
森羅：20万円

個別区画は広々としており、60cm×80cmの場所に遺骨を埋葬します。ただし上記の価格の他、10万円の管理費、木製の骨壺代で一つ4万円、埋葬料で3万円かかります。さらに、管理費とは別で年会費が5,000円かかります。なんだか追加料金が多いのですが、とにかく自然豊かなので、これぞ樹木葬といったイメージに近い墓地かと思います。

常久寺の敷地内に設けられた墓苑で、永代供養付き個別墓や樹木葬墓がある。年間管理費や護持会費が無料。

文禄4年から続く歴史ある大仙寺内にオープンした宗教自由・後継者不要の樹木葬型墓地。境内内には桜・藤・蓮・紅葉などさまざまな植物・樹木が植樹されており、東京の喧騒を忘れさせる雰囲気を感じることができます。

都立の墓地ではじめて樹木葬区画をオープンさせたのが小平霊園です。2012年より樹木葬区画の募集開始をきっかけに、毎年区画数を増やしています。小平霊園の樹木葬区画は全て合葬になってしまいますが、他の樹木葬と比べると圧倒的に費用が抑えることができます。

多摩の自然が残る住宅街の奥にあり、自然に囲まれ日当たりも良好な墓地の中にある樹木葬区画です。湧き水を利用した池があるなど、東京ということを忘れてしまうほどの穏やかな空間です。由緒あるお寺が管理するので手厚い供養が受けられそうです。

閑静な住宅街に位置するこちらの庭苑は、世界的に著名な造園家の石原和幸氏がデザインされました。花に囲まれた樹木葬墓というコンセプトは、「高輪庭苑」と同じものです。樹齢60年を超えるソメイヨシノとそれを取り囲む花々。都会型の樹木葬として、花と木とともに眠る贅沢を感じさせてくれます。更に現在の多様化する価値観を反映し、ペットと一緒に眠ることも可能です。さらに、無宗教でも、他の宗教でも受け入れてくれる庭苑です。

個人墓（1人用）：50万～70万円
夫婦墓（2人用）：150万円
家族墓（4人用）：200万円

決して広い墓地ではありませんが、手入れが行き届いたキレイな場所にあります。上記のタイプは3年から33年で使用期間を選べるそうで、全てペットも一緒に納骨できます。

地下鉄日比谷線の三ノ輪駅より歩いて数分なので、参拝にはとても便利な場所に位置しています。境内には寺の名前の通り梅の木が植えられており、樹木葬の区画は花や緑が四季折々に彩ります。本堂横には客殿もあり、納骨法要や回忌法要などの際に利用いできるそうです。年間管理費なども不要なので、負担も少ないところが魅力です。

合同墓：1人19万8千円
夫婦墓：2人77万8千円
家族墓：3人99万8千円、4人121万8千円

樹木葬のタイプは上記の3タイプあるようなのですが、1人の場合は合同墓の選択肢しかないようです。ただ、家族墓は4名埋葬できて121万円でしたらお得かもしれませんね。また個人墓誌の製作に一基13万円、遺骨が埋葬され墓誌に追加で彫刻が行われる際は彫刻代が3万円かかります。骨壺は梅林寺が指定するものに入れ替えてから埋葬されるようです。

4路線（JR中央線、西武新宿線、東西線、大江戸線）６駅（新井薬師前駅、中井駅、落合駅、東中野駅）より徒歩でいける好立地な場所にある公園墓地です。完全宗派不問でキリスト教の方でもお求めいただけます。大型駐車場もあり、法要施設も敷地内にあるので参拝の際は便利ですね。樹木墓地の他、一般墓地や納骨堂もあるので、併せて検討するのも良いでしょう。

樹木墓地アザレア：34cm×34cm区画　58万円～

費用には永代使用料と墓石、工事費などが含まれていますが年間管理費は15,000円が必要になるそうです。自然と調和したガーデンタイプの墓地には樹木ではありませんが、ピンクを基調とした美しいお花が植えられています。

電車6線、バス2線、敷地には無料駐車場完備によりお車でも参拝可能とあらゆる交通手段が使える好立地にある「谷中樹陵久遠」。電車の最寄り駅からは徒歩5分ほどしかかかりません。
いまも境内に初音の杜の面影を残す古刹・長明寺は、かつて蛍の名所として蛍沢のお寺と呼ばれ、本堂正面の大きな枝垂桜が優しく人々を迎え入れます。
苑内は樹齢400年を超えるシンボルツリーの椨（タブ）の木をはじめ、四季折々の花と緑が植えられており、まるで庭苑のように手入れが行き届いています。タイプは1人用から4人用の家族墓もございます。年間管理費はタイプによって異なります（3,000円～）