初彼岸とは何をする?その意味とやるべきこと
初彼岸とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお彼岸のことを指します。お盆では初めて迎える際「新盆」といい、僧侶を呼んで法要を行ったり、特別な供え物を用意したりしますが、初彼岸ではどのような準備が必要なのでしょうか。ここでは初彼岸について詳しく紹介します。
仏壇でのお参り作法を解説!毎日心をこめてお参りしよう|樹木葬辞典
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仏壇でのお参りは、毎日の習慣として日本人の生活に根付いてきました。しかし、近年では仏壇のない家庭も多く、お参りの作法がわからないという人も増えてきています。実家に帰省した時や親戚の家に呼ばれた時などは、正しい作法でお参りしたいものです。ここでは、仏壇でのお参りの手順や注意点について解説します。
仏壇での基本的なお参りの手順は、以下のようになっています。宗派によって多少の違いはありますが、この手順を守れば問題になることはほぼありません。
多くの人が確認するまでもないという作法かもしれませんが、もし、よく知らなかったということがあれば再度確認しておきましょう。
仏壇でのお参りは、1日何回行っても構いません。その中でも、最初のお参りをする朝と最後のお参りをする夜は、通常の手順に加えていくつかやることがあります。
朝のお参りの前には、顔を洗うなどして最低限の身支度をしましょう。寝起きでご本尊を拝むのは失礼ですし、心をこめて祈れません。準備ができたら仏壇の扉を開け、簡単に掃除をしてから手順に従ってお参りをします。また、ご飯を炊いたのであれば仏飯をお供えしましょう。
仏壇の扉は、日中は開けたままでも構いません。これは、仏壇の扉はお寺の本堂の扉と同じように考えられるからです。ただし、旅行などでしばらく家を留守にする場合は、閉めてから出かけた方がよいでしょう。また、朝忙しくて掃除ができなかった場合は、日中に行っても構いません。いただきもののお菓子や季節の初物は、自分で食べる前に仏壇にお供えしましょう。その場合も、手順に従ってお参りをすることが推奨されます。
夜のお参りでは、1日の感謝をこめて祈ります。ロウソクや線香などの火の始末は必ず行い、問題がなければ扉を閉めましょう。
仏壇のお参りには、いろいろ細かい作法があります。あまり気にしなくていいものも多いのですが、心をこめて祈るため、正式な作法を知っておきましょう。
A. 合掌して祈る前に、鈴を鳴らす家庭は多いと思われます。しかし、鈴は本来読経の区切りをつけたり調子を取ったりする時に鳴らすものです。普段のお参りで鳴らす必要はありません。とはいえ、禁止されているわけではないので、鳴らす習慣があるならあえてやめる必要もないでしょう。
A. 朝のお参りの後に下げて構いません。仏飯はご本尊の食事ではなく、今日もお米が食べられることを報告し感謝するという意味合いが強いのです。衛生面の問題もありますから、ご飯が固くなる前に、お下がりとしてありがたくいただきましょう。果物なども、悪くなる前に必ず下げましょう。
A. その家の宗派の念仏や題目を唱えましょう。浄土宗・浄土真宗では念仏(南無阿弥陀仏)、日蓮宗では題目(南無妙法蓮華経)を唱えます。仏壇に祀られているご本尊は、宗派によって異なるため、特に他の家の仏壇にお参りする場合は注意が必要です。わからない場合は念仏・題目なしで祈るだけでも構いません。
A. 宗派によって異なります。ほとんどの宗派では1本~3本の線香を香炉に立てますが、浄土真宗だと、1本を折って横に寝かせます。ただ、あまりこだわる必要はありませんが、嫁ぎ先や他の人の家などではその家のしきたりに従うのが無難です。
A. ロウソクの火は息で吹き消さずに、手で仰ぐか、仏扇やロウソク消しを使って消してください。仏教では、人間の息は不浄なものとされていることが理由のようです。
A. お参りする人に正面が向くように置きます。お供え物は、ご本尊に差し上げるものではなく、仏からの授かりものと考えられるからです。
A. 置いても構いませんが、仏壇でのお参りは、本来故人ではなくご本尊に対して行うということを覚えておいてください。お参りの時だけ写真を横にずらすという方法もあります。ただし近年の仏壇の意味合いとしては故人やご先祖様へのお参り、コミュニケーションの場とされていることも否めません。
仏壇でのお参りには、このように多くの作法があります。しかし、作法が完璧でも心がこもっていなければ意味がありません。異なる宗派の家に呼ばれて細かい作法がわからないこともあるかと思いますが、大切なのはお祈りをする気持ちです。基本的な手順さえわかっていれば問題はありませんから、気持ちが1番大事だと覚えておきましょう。
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