樹木葬購入者の体験談|岩手県花巻市の里山タイプを購入されたKさんの場合
近年人気を博している樹木葬。地方でも都心でも樹木葬タイプの墓地や区画が増えているようです。実際にどのような理由で樹木葬墓を選ばれているのか、購入者にインタビューを行いました。その実体験を紹介します。
お墓の購入体験|由緒ある墓石で供養を|樹木葬辞典
樹木葬辞典 > 樹木葬の豆知識 > ランキング・口コミ > お墓の購入体験|由緒ある墓石で供養を
樹木葬の購入体験に続き、石のお墓を購入したIさんにお話を伺いました。お母様の遺骨をしっかり供養したいということでお墓の新規購入を検討されたIさん。自然に眠るという形の樹木葬とも悩まれたそうですが、最終的に決められたのは寺院管理の石のお墓。ですが、しっかり自然に帰れるように土に埋葬されるタイプのお墓と、由緒ある墓石を選ばれました。そんなIさんの購入に至る経緯、お母様への想いなどを紹介していきます。
実母の母の遺骨は元々墓に入れてあったが、魂入れをしていなく、戒名もお寺が作ったものではなく実父が作ったものが墓石に掘られており、供養にならないと感じ、新たにお墓を購入し供養をすることに。
日蓮宗という事もあり、正面は南無妙法蓮華経と彫られます。前住職(今の住職のお父様)が荒行修行僧の教祖であられ、その方の印刷が残っておりそれを使っています。その文字が入っているそれだけで、供養塔にもなるありがたいお墓だと感じます。
・墓石代:約90万円
・永代使用料:30万円
・護持会費:6000円(シルバーさんを雇い草取り等に使用)
・年間管理費:5000円(夏の提灯の電気代)
補足:墓石は岡崎にある六所神社の下から産出された石だそうです。
実母が10年前に他界。10年もの間誰も戒名を入れる事無く、そのままほったらかしの状態で、このままだと母が無縁仏になるのではと思い、母を知る住職に相談しました。住職には「分骨しなさい」と言われたので分骨先を探し、運良くT市の墓苑で購入できる墓地が見つかったので、一日で見学・購入の予約をしました。
10年間疎遠の父に郵送で何とかサインも貰い無事分骨証明も取得できました。しかし、息子が少し離れた場所に住んでいたので今回の件を伝えると「遠いから自分が歳をとったら近くに移す」と言われてしまいました。困った私は母のことを知る住職のいる岡崎善立寺(T市より息子の場所に近い)の檀家になり、そこでお墓を購入することを決めました。もうこれ以上、家族間で揉めるのが嫌だったからです。お寺の檀家に入れば母の事を一番よく知っている住職がいるため心強かったのもありますが、母の他界後、実兄とも疎遠でしたので、私自身も心のよりどころが欲しかったことがこのお寺を選んだ一番の理由かもしれません。
自分たちが入るお墓ですので、きちんと生きているうちに母の事をしてあげたかったからです。また、それが出来るのも離婚して旧姓に戻り、母の遺骨をお墓に入れられるのことが出来るのは私しかいないとも思ったからです。
個人的には、お墓の石の下より樹木葬がいいなと思っていました。しかし、色んな情報を集めていくと、木の下はお墓が日陰で樹木の滴が落ちたり日が入らない、遺骨が濡れた状態になる、樹木の根もお墓には良くない、ということを知りました。長い目で見ればやはり日本古来の伝統のあるお墓に(ただし、自然に還るように土になっている墓地)母を埋めて地球に返してあげたいと思いました。もともと実家の母が眠っていたお墓はコンクリートで固めてあり、10年以上経った今でも骨は砂には帰っていませんでした。そこに眠っている4体の先祖も砂には帰れないということです。そのため、土に帰れるようなお墓でかつ墓石を使ったものが良いと思いました。
まず、檀家に入っていてお寺に入っている。守られている。お題目の供養塔となる由緒正しい墓石というところ。
不満は今の所ないですが、金額がもう少し安くなったらいいのになぁと感じています。
自分のことではないのですが、息子(長男)の結婚が今回お墓を準備している最中で決まり、嫁は2人姉妹の長女で、次女はもう長男に嫁いでおり、嫁の両親は当てにするのは長女と前から決めているとの事というのを知りました。嫁のご両親の家系ではお墓を作っておらず、そのご両親も納骨堂でいい、ときおりお参りしてくれればよいという考えで、お墓に対する考え方や先祖に対する考え方の違いを感じました。後継ぎは要らない、家系をたたむ予定だとのことですが、実際の所私の息子がお墓も含めてそちらの家系の面倒を見ることになるのではないかと心配しています。
「お墓にはパワーがあるんですよ」「本当に正しく作らないと(その家系も)お墓の通りになってしまうので怖いですよ」と石材店に言われました。このため、由緒ある六所神社の墓石を使用することになりました。「そんなにすごい墓石なのか…」とつくづく感謝しております。
聞いた話ですが、中国の石は上につや出しが塗ってあり、数年で剥がれてしまうそうです。やはりその土地に合ったものを選ぶと良いのだと思いました。私が購入したお墓は、墓石の下が砂地でちゃんと骨が砂に帰るように「川の砂」を使っているのだそうです。良い墓石、良いお墓を見つけられたのはこれもめぐり合わせでしょうか。やっとの思いで母のお墓が作れて、10年以上待った甲斐がありました。皆さんも良いお墓石に巡り合えると良いですね。
Kさんご協力ありがとうございました。お墓を新規購入しよう、改葬(お墓のお引っ越し)をしよう、と考えている人は一度じっくり様々なお墓の形(石のお墓、樹木葬、納骨堂、散骨等)について調べてみてはいかがでしょうか。
▽当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。>>樹木葬辞典|樹木葬の総合情報サイト
近年人気を博している樹木葬。地方でも都心でも樹木葬タイプの墓地や区画が増えているようです。実際にどのような理由で樹木葬墓を選ばれているのか、購入者にインタビューを行いました。その実体験を紹介します。
今回はおすすめ樹木葬墓地を6つランキング形式で紹介していきます。「自然度」「広大さ」「見た目の美しさ」この3点を比較のポイントとしていますので是非参考にしてください。それではランキングを見ていきましょう。
晩秋をむかえるとかなり寒くなりますが、都内では12月に入っても紅葉が楽しめます。そこで、今回は紅葉が映える樹木葬を紹介します。秋の自然が好き、紅葉が好き、という方も多いと思います。好きな風景のそばで眠れる、そんなお墓をお探しの方にピッタリなものを選びました。
ペット樹木葬とは、犬や猫などのペットと一緒に眠ることができる樹木葬墓地のことを指します。ここでは、関東エリアで、家族の遺骨を一緒にペットの遺骨も埋葬することができる、ペット樹木葬ができる墓地を紹介します。
近年注目を浴びている樹木葬について、購入予定者に検討を始めたきっかけや経緯、樹木葬のメリット・デメリットなどを伺いました。樹木葬を検討されている人、興味を持った人はぜひ参考にしてください。
第1位
第2位
第3位
第4位
第5位