MENU

仏壇はいらない?自分なりの供養の形を探そう|樹木葬辞典

樹木葬辞典 > 樹木葬の豆知識 > マナー・慣習 > 仏壇はいらない?自分なりの供養の形を探そう

仏壇はいらない?自分なりの供養の形を探そう

仏壇を購入するべきか、迷っている人も多いのではないでしょうか。現代の住宅環境や昨今の仏教への関心の薄れをみると、仏壇はいらないのでは?と考える人も少なくないようです。ここでは仏壇を購入しようか迷っている人に向けて、仏壇の必要性や購入の判断基準について紹介します。

仏壇はいらない?


仏壇はいらないと思う人が増えている?

現代的な仏壇を展開するインブルームス社が2013年に全国の男女600名に対して行った調査の中で「あなたのご自宅に仏壇はありますか?」という問いに、マンションなどの集合住宅で暮らす人のおよそ8割が「無い」と答えました。葬儀方式が仏式の家でも、およそ半分の人が「仏壇は無い」と答えています。しかし、だからといって「仏壇に必要性はない」と感じる人が増えているかといえば、そういうことではなさそうです。「ご先祖様に対して、供養を十分に行っていると思いますか?」という質問には、仏壇のない半分以上の人が「不足している」と答えています。この結果から「家に仏壇はないけれど、必要性がないとは思っていない」という今の日本人の心が見え隠れしていることがうかがえます。
参考文献:“仏壇離れ”が顕著、マンションなど集合住宅では約8割! 仏壇を購入する場合、最も気にされているのは「大きさ」(68.6%)

 

仏壇がいらない理由:大きすぎるし高すぎる

現代人が仏壇を購入しない理由としては、いくつか考えられます。まずは「置く場所がない」というもの。フローリングの部屋が大部分である現代住宅において、仏壇を置けるような畳の部屋がない家は多いでしょう。最近では洋間にもしっくりくるような家具調の仏壇もありますが、やはりそれなりのスペースは必要です。また、「仏壇は高い」という一般的なイメージも、仏壇を購入するのを控える理由になっていることでしょう。最近では数万円のミニ仏壇も登場してきましたが、やはり昔ながらの立派な仏壇を購入すれば、何十万円から100万円を超える出費になってしまいます。長く続く不況の影響で大きい買い物がしづらくなっている昨今、仏壇を「いらないとは思わないけれど、買うのは難しい」と考える人は多いようです。

 

仏壇は本当にいらないのか、そもそもどんな意味がある?

仏壇とは「先祖を供養するところ」と答える人が多いでしょう。その感覚は間違っていません。故人の遺骨が眠るお墓に毎日通うのは難しいので、故人の魂が込められた位牌を祀る仏壇を家に備え付け、毎日拝んで供養するのです。しかし、仏壇にはもう一つの意味があります。

それは、ご本尊をお祀りする場所という意味です。ご本尊とは礼拝の対象とされる仏像や掛け軸のことで、例えば天台宗なら阿弥陀如来(あみだにょらい)、日蓮宗なら曼荼羅(まんだら)を指します。仏壇の中には、中央に仏像が祀られ、きらびやかな荘厳が施されています。いわば仏壇は信徒のためのミニ礼拝堂ということになります。ありがたき本尊がいる仏壇に先祖の位牌を飾ると、先祖が本尊の加護のもとにあるというイメージが強固になります。家を守ってくれる先祖に感謝するとともに、先祖を守ってくれる本尊に感謝する場が従来の仏壇の役割なのです。

 

豪華な仏壇がいらなければ本尊の無いシンプルな仏壇でも良い

仏壇の必要性

ここまで読むと、このように思う人もいることでしょう。「宗教心はあまりないから、本尊を祀るといってもピンとこない。先祖の供養だけできればいいのだけれど…」と。確かに、信心深いとは言えない現代人にとって、何となくありがたいとしか思っていない本尊のために、仏壇という高い買い物をするのはしっくり来ないかもしれません。従来の仏壇は本尊を祀るために絢爛な装飾が施されていて高価ですが、最近の仏壇のなかには本尊を配置せず、シンプルで安価なものも見られます。故人を供養する空間だけあればよいと望む人は、従来の仏壇の形にこだわらず、さまざまな仏壇を探してみるといいでしょう。またその場合、自分で祈りの空間を自作することも可能です。部屋の一画に位牌や小さな遺影を配置し、水や花を供えれば、祈りの空間の出来上がり。そうすれば、「仏壇」と呼べるものは必要ないということになるでしょう。もちろん、それで物足りなさを感じたら、自分のイメージに合った仏壇を買い求めればいいのです。

 

仏壇がいらないのかについては家族にも意見を聞いてみよう

いかがだったでしょうか。仏壇を買うかどうか迷っている人は、仏壇が持つ2つの意味を知り、家族にとって何が一番必要なのかを再確認してみましょう。なお、自分一人の意見だけで決断してしまうのではなく、家族にも相談するのが重要です。家族みんなが納得するような供養方法を実現させ、故人が暮らしを見守ってくれていることを実感できるような祈りの空間を手に入れましょう。

 

当サイトではおすすめの樹木葬ランキングや自然葬や永代供養墓についても解説しています。是非ご参照ください。樹木葬辞典|樹木葬・自然葬・永代供養墓を解説


あわせて読みたい

無宗教葬儀とは

無宗教葬儀とはどのように行うの?参列する際のマナーとは

近年、特定の宗教に拠らない「無宗教葬儀」がメディアで多く取り上げられるようになってきました。従来型の一般葬が減少傾向にあり、家族葬や通夜、告別式を行わない直葬が増加してくるなど葬儀の選択肢が多様化してきています。「無宗教葬儀」もその一つです。ここでは、特定の宗派に拘らず、僧侶を呼ばない無宗教葬儀について詳しく紹介します。

お墓参り

お墓参りは地域や宗派によってお盆の時期や題目、作法が異なる

お墓参りにはさまざまな作法があります。特に、遠方の親戚のお墓にお参りする時などは、地域や宗派による作法の違いに気をつけなければなりません。また、作法の解釈が人によって分かれることも多く、時としてトラブルを招きます。ここでは、地域別・宗派別のお墓参りの作法について解説します。

祭祀承継者,樹木葬

祭祀承継者とは?お墓を引き継ぐ人がいない場合の対処法

かつてお墓は代々にわたり、引き継いでいくものでした。ひと昔前までは、生まれた土地からすべての子が、引っ越すことはめったありませんでしたし、引き継ぐことが当然であると思われていたのです。そんなお墓や仏壇を引き継ぐ人のことを祭祀承継者と言います。しかし、近年では祭祀承継者になりたがらない人が少なくありません。一体どのような理由があるのか、背景について紹介します。

お彼岸には何をすればいい?お彼岸の期間とお供え物の準備について

お彼岸というと、「お墓参りに行く日」というイメージを持っている人が多いでしょう。もちろん、それはとても正しい認識です。でも、例えば親が亡くなって自分が実家を受け継いだとして、お彼岸にどんなことをすればよいか、詳しく知っていますか。お彼岸の期間や準備するべきものについて、あらかじめわかっていればスムーズです。

仏壇のお参り方法,樹木葬

仏壇でのお参り作法を解説!毎日心をこめてお参りしよう

仏壇でのお参りは、毎日の習慣として日本人の生活に根付いてきました。しかし、近年では仏壇のない家庭も多く、お参りの作法がわからないという人も増えてきています。実家に帰省した時や親戚の家に呼ばれた時などは、正しい作法でお参りしたいものです。ここでは、仏壇でのお参りの手順や注意点について解説します。

一覧に戻る

カテゴリ検索

東京・樹木葬ランキング

第1位

樹木葬・東京 | 風の丘樹木葬墓地(かぜのおかじゅもくそうぼち)

詳細を見る

第2位

樹木葬・東京 | 多摩境フォーシーズンメモリアル樹木葬(たまさかいふぉーしーずんめもりあるじゅもくそう)

詳細を見る

第3位

樹木葬・千葉 | 真光寺樹木葬(しんこうじじゅもくそう)

詳細を見る

第4位

樹木葬・東京 | 水元公園ともしびの郷樹木葬(みなもとこうえんともしびのさとじゅもくそう)

詳細を見る

第5位

樹木葬・東京 | 本行寺樹林墓地「そせい」(ほんぎょうじじゅりんぼりそせい)

詳細を見る

  • 東京の樹木葬
  • 関東の樹木葬

最新の樹木葬の豆知識

関連サイト

運営者情報

ページの先頭へ