施餓鬼(せがき)とは?お盆やお彼岸と同時にお寺で行われる行事
お盆にお墓参りへ行ったとき、お寺のほうにみんなが集まって法要をやっているのを見たことはありませんか。お盆やお彼岸には、多くのお寺で「施餓鬼(せがき)法要」が営まれます。施餓鬼の意味や、参加方法について紹介します。
仏教行事カレンダー 一年の初めにまとめて紹介|樹木葬辞典
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新しい年が始まり、「今年はいろいろなイベントに出かけるぞ!」と、心を新たにしている人も多いのではないでしょうか。近寄りがたく感じる仏教行事のなかにも、楽しく参加できるものはたくさんありますよ。一年の初めに、仏教行事カレンダーをまとめてご紹介します。お寺によっては、法要に合わせて縁日を開いたり、仏教にゆかりのある人が講演を行ったりすることもあります。これを機に、今年は仏教行事デビューしてみては!新鮮な驚きが、きっと訪れます。
数多くある仏教行事のなかでも、とくに人が多く集まる可能性のある法要やお祭り、あるいは宗派を問わず大事とされている法要をピックアップしました。近くの寺院で記念祭を行っていないかどうか、調べてみてはいかがでしょうか。
他にも、宗派によって、あるいは地域によってさまざまな仏教行事があります。菩提寺から案内が来ることもあるでしょう。どんな法要なのか、じっくり案内を見てみましょう。意外と大きな行事で、自分も知っている有名な文化人がゲスト講演に来てくれるかもしれませんよ。
仏教行事に参加する際には、気をつけるべきマナーがいくつかあります。その1つが、服装のマナーです。まずは、その仏教行事がお祭りを伴ったものなのか、それとも法要などお寺の中の行事に限るのかを確認しましょう。仏教行事が誰でも参加できるようなお祭りを伴ったものであるなら、服装に気をつけるべき点はとくにありません。デートなら、思い切りオシャレをして出かけましょう。一方で、法話や法要だけなど、お寺のなかの行事に限るのであれば、なるべく地味めな服装を心がけます。喪服を着なさいという意味ではありません。黒、紺、グレー、茶色など、明度の低い色を身につけましょう。ビビッドなピンクやイエロー、スカイブルーといった派手な配色は、あまりふさわしくありません。なお、お寺では、殺生を思い起こさせるような装いはタブーです。ヒョウ柄のヘアアクセサリーやファーをあしらったコート、ヘビ革のパンプスなどは身につけていかないように気をつけましょう。
仏教行事に参加する際には、お布施が必要な場合が少なくありません。誰もが参加可能なお祭りにだけ伺う場合には、お布施はいりませんが、菩提寺の法要に顔を出すようなら要注意です。数千円の現金か、あるいは菓子折りなどをお布施として持参しなければならないケースがあるためです。どんな法要に、どんなお布施が必要かは、地域のしきたりなどによって違います。檀家の代表者などに相談してみましょう。
菩提寺の近くにお墓がある人は、仏教行事に参加するときには、ぜひお墓参りも合わせて行いましょう。お墓参りは、お盆やお彼岸、命日だけに行うものとは限りません。「ご先祖への挨拶」と考えれば、いつ行ってもいいものです。線香やマッチ、ろうそくを持参するのが難しければ、立ち寄って手を合わせるだけでも結構です。手を合わせるだけでも、じゅうぶん供養になります。
以上、1年の仏教行事カレンダーと、仏教行事に参加する際のマナーについてご紹介しました。ふだんなかなか接点を持つことのないお寺ですが、実はけっこう頻繁に、広く参加可能な法要が行われているのです。今年は菩提寺や近くの有名なお寺の行事に積極的に参加して、新鮮な体験を味わいましょう!
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